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熟成具合で変わるそうめんの風味とコシ。新物・涸品・大涸品の違いについて

夏になったら食べたくなる食べ物の1つがそうめんです。暑く食欲が衰えがちな日でも、涼しげな見た目と冷たいのど越しのそうめんは食べやすいですね。

そうめんを買う時、皆さんはどんなことを気にしていますか?値段、産地、ブランドなど、人によって気にする部分は様々あると思います。

今回は、そうめんの“熟成具合”に関するお話をします。熟成具合は、そうめんの味(風味)やのど越しに関わる大切な要素。熟成具合を気にすると、好みの味、のど越しのそうめんを選びやすくなります。

熟成具合で変わるそうめんの風味とコシ。新物・涸品・大涸品の違いについて

熟成具合を意味する新物・涸品・大涸品の違い

そうめんの熟成具合は「新物(しんもの)」、「涸品(ひね)」、「大涸品(おおひね)」の3段階で表されます。もっとも熟成期間が短いのは新物。製造後、1年を経過していないそうめんを呼びます。続いて涸品。涸品は製造後、1年間熟成させたそうめんを呼びます。もっとも熟成期間が長いのは大涸品。製造後、2年間熟成させたそうめんを呼びます。

ちなみに、そうめんは製造後、4年が経過する頃から風味が飛び始めてしまいます。このため、食べ頃と言えるのは製造から3年経過するまでの商品なので、それ以上に熟成させたそうめんは、ほとんど販売されていないと言って良いでしょう。

新物、涸品、大涸品のそうめんは、どれが一番おいしいということはありません。風味やコシに違いがあり、それぞれ異なるおいしさがあります。熟成期間が短いほど小麦の風味を豊かに感じられますが、長いほどコシは強くなります。

まとめると、新物、涸品、大涸品の特徴は次の通りです。

・新物
小麦の風味が豊か。

・涸品
小麦の風味とコシのバランスが良い。

・大涸品
コシが強く歯ごたえがある。ゆでた時に伸びにくい。

小麦の風味を味わいたい方は新物、のど越しの良い麺が好きな方は大涸品、どちらもバランス良く楽しみたい方は涸品がおすすめなので、次回、そうめんを買う時に気にしてみてください。

自宅でもおいしいそうめんを。通販で産地直送品を買いましょう

せっかく熟成具合を気にして買うなら、よりおいしいそうめんを味わいたいと思いますよね。そんな時は、産地直送の通販サイトを利用してはいかがでしょうか。近所のスーパーでは買える商品が限られてしまいます。有名な産地の商品、ブランドの商品が売っていないという可能性も。産地直送の通販サイトなら、現地で製造されたおいしいそうめんを、手頃な価格で購入できます。産地直送だけあって、味や食感も格別です。

そうめんが有名な産地はいくつかありますが、発祥地として広く知られているのは三輪地方です。独特のコシと麺の細さが特徴的な三輪地方のそうめんは、食べた時の満足感が違います。今年の夏は、お年寄りからお子様まで、幅広い年齢層の方に愛されている三輪地方のそうめんを味わってみてください。きっと新しいそうめんのおいしさに気づくことができますよ。

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ガラスの器に入った涼しげなそうめんトマトアスパラ

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